番台少年

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番台少年の片思い 4話 大人のお姉さん

銭湯から武が疲れた顔をしながら外に出てくる。 すでに時間は23時。辺りは静まり返っている。このぐらいの時間になると駆け込みに来る客もいない。「やはりもっと早めに閉めたほうがいいな。22時、いや21時で十分だろう」 銭湯は遅くまでやってもさほ...
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番台少年の片思い 3話 男子が番台に

「お釣りの準備も出来たし、そろそろ店を開けるか」 武は動くたびにギシギシと音を立てる古びた木造作りの番台から降り、これまた古い木製の扉を開けて外に出た。「今日は何人来るか……」 武は営業中と書かれた札をあげながら溜息を付く。 開店時間だとい...
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番台少年の片思い 2話

朝。一人の小柄な少女が校門をダッシュで駆け抜ける 廊下を走り階段を駆け上がると少女のスカートがなびいた。「発見〜」 廊下を歩く目的の人物を見つけた少女はラストスパートを掛ける。「りっちゃん。おはよー」 少女こと立花はその小さな体をオーバーに...
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番台少年の片思い 1話

「今日も客が少ないな…」 築五十年は過ぎている古き銭湯の番台に座る武は不満気にグチを漏らした。 左に見える女湯には客はゼロ。右の男湯には80歳を超える爺さんが1人で風呂に入っている。 普通なら稼ぎ時の午後7時だというのにこの状態なのだから不...
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