逮捕姉

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19話 不必要な検査

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18話 あの時のガラス棒検査は

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17話 2本指検査

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16話 幸せな時間。そして

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15話 榊原愛

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14話 神埼刑務官

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13話 編集部の方針

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12話 ガラス棒検査

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11話 4番と呼ばれている女性

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10話 新人記者 高橋綾瀬

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09話 新人刑務官の悩み

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08話 識別のための身体検査

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07話 朝の儀式

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06話 動き出した時

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05話 悪夢の再会

バタンと扉が閉まる。 刑務官は急いで出て行った弟の姿を楽しそうに眺めた。「ヘタレな弟はいなくなったぞ。残念だったな。せっかく弟にお前の大事なところを見せるチャンスだったのにな」 刑務官はその若い年齢に似合わない、ひどく下品な声で、挑発的な話...
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04話 そして別れ

「それじゃ。また来るね」「ありがとう。でも今度は自宅で会いたいものだね」 今の気まずい雰囲気を忘れようとばかりに、2人は軽く笑いながら立ち上がった。 弟は出口に向かい、姉は先程の男性刑務官の前に立つ。 出入り口の扉に手をかけた弟はもう一度姉...
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03話 姉の生活

「ここの生活は辛くない?」 弟には姉が無理に明るい表情を作っているのが痛いほどわかった。 いくら明るく振舞ってもその内心はストレスを溜め込んでいるはず。 なにしろ、つい先月まで普通の大学生で、普通の生活を送っていたのだ。 気持ちを少しでも楽...
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02話 面会室

本編 あれから一ヶ月後 弟こと沢村ひろしは、某所にある特別拘置所の前にいた。 拘置所の建物は刑務所のように大きくはないが、周りは高い壁で囲まれており、まさに世間から隔離された施設の雰囲気が漂っていた。「こんなところに姉さんがいるのか」 弟は...
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01話 プロローグ。終わりの始まり

早朝5時。 とある住宅街にある民家に数台のパトカーが止まった。 パトカーの赤い光が周りを照らす。 窓から差し込む暴力的な光に驚いた弟は何事かと思いベットから飛び降りる。 そして窓を開け、外の様子を見た。「これはいったい」 道路にはパトカー。...
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