プロローグ
ギラギラと日本とは違う乱暴な太陽の日が空港の待合室の窓に降り注ぐ。
待合室で待つ旅行客たちの額に汗が吹き出る。
それもそのはず。この南国にあるオンボロ空港にはクーラーが設置されていなかった。
おかげで空港内は地元の人でさえ音を上げる温度まで上昇しており、まさにサウナ状態になっていた。
そんなクソ暑い空港の警備員室に二人の男がいた
その男たちは制服をがっちり着ており一見すると警察官に見えるが、実際は会社に雇われただけのただの警備員だ
だが、事情をしらない外国人が見れば警察にしか見えない。
それだけ彼らが着ている制服が重苦しかった。
なぜ彼らはこのクソ暑い中、そんな制服を文句も言わずに着ているのか。
それにはワケがあった
----------------------------------
本編
「なあ、あれって日本人だろ」
同僚のジョージが待合室を写している監視カメラの映像を見ながらそう言った。
何が嬉しいのか声が弾んでいる。
俺は暑さにうんざりしながらジョージが指差すモニターを見る。
確かにジョージの言うとおり日本人の学生らしい女性が映っている。
その女性は次の便で帰国する予定なのか大きなカバンを床において椅子に座っていた。
ふむ。こんな暑いというのに優雅で気品のある雰囲気を漂っている。
まだ大人になりきれていない年頃のようだが、なかなかいい女だ。
「あー。確かに日本人の子供みたいだな。年齢は17歳ぐらいか。いかにも世間知らずなお嬢様って感じだな」
俺は素直にあの女の感想を口にした。
何と言ってもこのオンボロ空港には警備員が俺たち二人しかいない
誰に気兼ねする必要もなかった。
「いやぁ、子供ではないだろう。少なくても未成年ではないと思うぞ。ほら胸だって大きそうだし」
ジョージは映りが悪いモニターを指差しながらそういった。
自分の目に相当自信があるようだ。
「ないない。あの胸のどこが巨乳なんだよ。殆ど盛り上がっていないじゃないか」
俺はじっと女の胸元を見つめる。
女はゆったりとした上着を着ているのではっきりとわからないが、やはり胸がありそうには見えない。
なぜジョージはこれであの女を巨乳と判断したのか。
ジョージほどではないが俺だってこの道10年のベテランで毎日毎日、監視カメラの映像を見ていたんだ。
女の体を見る目は負けないつもりだった。
「よし、そこまでいうなら掛けようぜ。あの女が巨乳だったら俺の勝ち。貧乳ならお前の勝ちだ」
ニヤニヤとイヤらしい表情をしながらジョージが立ち上がる。
もう勝利を確信しているような雰囲気だ。
「オッケー。前回は負けたが今度こそ勝たせてもらうぞ」
俺はあっさりとジョージの挑発に乗った。
ツマラン仕事なんだしこんな息抜きも必要だからだ。
「じゃ、行ってくるわ」
ジョージが手錠と縄を持って一人で部屋から出ていく。
女をここに連れているためにだ。
俺はモニターを眺めながら、待合室の見世物を楽しむことにした。
モニターにジョージが映る。
ジョージは女と何か話したと思えばいきなり手錠を掛け女を拘束した。
その間一分もない。まさに問答無用の行動だ
まったく。ジョージは相変わらず大胆だな。
俺たち警備員に逮捕の権限なんてあるはすないのにまるで警察のように立ち回っている。
女は公衆の面前で手錠を掛けられたのかショックなのか、俯いたままなにもしない。
普通に生きていれば一生味わうことがない手錠の冷たい感触にたえられないのか顔は強張り、体を震わせている。
ここまで女の絶望が伝わってくるようだ。
女はジョージのされるままに連行されていく。
これはジョージの得意技だ。相手にショックを与えて混乱しているうちに目的を果たす。
もう、何回見たかもわからない。
警備員室の扉が開き、手錠を掛けられた女とジョージが入ってくる。
ほほうー。予想以上にいい女だな。長い黒髪もよく似合うしやはり良い所のお嬢さんに見えるぜ。
ジョージが女のカバンを開き、床へとぶちまけた。
「なに、する、、の」
女がたどたどしく文句を言う。
ふっ、悪いな。ここは日本ではないんだ。文句は全てうちの言葉で頼むぜ。
真っ青な顔をしながらなにか喋っている女を尻目に俺は床に落とされたパスポートを拾う。
なになに、日本の大学生か。21歳とは意外と年齢が行ってるな。顔だけ見たら10代にしか見えないのに。
これは掛けに負けたか?いやいやまだわからん。こうしてみてもやはり胸はなさそうだし。
「貴方には麻薬所持の疑いが掛けられています。規則に乗っ取り今から身体検査をしますので服を脱ぎなさい」
ジョージが真面目な顔でそういった
俺は吹き出しそうになるのを我慢する。
なに深刻そうに言ってるだよ。
「そん…女の人は……」
女は相変わらずたどたどしい言葉で喋る
無論、片言でも女がなにを訴えているのかわかる。
身体検査をするなら女性の職員と変わってくれとかそんなところだろう。
だが、俺達は頑としてわからないふりをする。
ジョージはただひたすら女にもわかる単純な言葉を繰り返す。
「服を脱ぎなさい」と。
諦めたのか女が自分の服に手を掛ける。
ここまでで約10分。
脱げば開放されるのはわかってるからとっとと脱ぐ女性が多いのにこいつは結構時間が掛かったな。
上品そうな見た目通り、身持ちが硬い女なのかもしれん
女が羞恥で顔をあからめながら、ゆっくりと上着を脱いだ。
すると下に着ていた白いシャツが剥き出しになった。
ふむ。薄着になっても胸の大きさは変わらない。相変わらずフラットだ
ジョージ悪いな。この勝負もらったぜ
女は震える手でシャツを脱いた。明らかに南国の民とは違う真っ白な肌が俺達の前に露わになる。
「え」
女の上半身を見た俺は思わず声を上げた。
肌の綺麗さに驚いたんじゃない。意外と細い腰も違う、
ただ一点。白いブラに包まれたはちきれんばかりの大きな2つの膨らみに目を奪わていた。
なんだこれは。先ほどまで何もなかったのになぜ裸になると急に胸が大きくなるんだ
日本人の身体はどうなっているんだ。
『ひっく、やだあ』
あまりにジロジロ見たせいか女が恥ずかしさのあまり泣き出す。
俺は負けを覚悟しつつも最期のあがきたばかりにブラを外せと手でジェスチャーする。
固まる女。なにか泣きながら喋っているがそんなことはどうでもいい。
脱げとひたすら命じる
女は絶望に包まれた暗い瞳をしつつも手を後ろに回しブラのホックを外す。
ぷるん
まるで乳房がサイズのあわないブラから開放されたのを喜ぶように外へ飛び出る。
剥き出しになる女の乳房
「はははっ」
俺はむっちりと盛りあがる女の乳房を見て思わず椅子に座り込む。
完敗だった。目の前の乳房はどうみても85はある。
とても貧乳とはよべない。
ジョージが女に指示を出す。
女は黙ったまま指示通りに手を頭を後ろに回し、その立派な乳房を隅々まで俺たちの前に晒した。
手が上げられたというのに女の乳房は形1つ変えない。
相変わらずの見事な丸型だ
「もういい。俺の負けだ」
俺は負けを認めた。
ジョージは笑いを浮かべて女に帰っていいと伝えた。
女は何がなんだかわからないという顔をしつつ急いで服を来て部屋から逃げるように出ていった。
涙目をしながら一目散で逃げだす女を見てジョージが笑う。
このシーンもお馴染みの光景だ
身体検査を受けた女はこの場から逃げだすことしか考えられないものだ
あの女が裸を見せたことを後悔するのは母国に帰ってからだろう。
「掛けは俺の勝ちだ。後でジュースおごれよ」
ジョージは勝ち誇りながら手帖を取り出す。
今回の勝敗と女の身体の感想を書くためだ
くそ、なにも言い返せないぜ。俺も使い古した手帖を出し今回の結果を書き込む。
9月10日。ターゲット日本人女性。20歳。乳房丸型大きめ。乳輪やや広め。乳首の色ピンク。下着の色は白。勝敗、負け。
「あー、これで51勝61敗かよ。なぜお前は乳房当てクイズがこんなに強いんだよ」
いくらジョージのバストサイズを見抜く力が高いとってもあの日本人を当てるとは信じられんわ
「でもお前はマンコ当てクイズ強いだろ。俺からすればなんで女のあそこが予想できるか分からん。この前とかツルツルだということも当てたし」
ジョージは呆れたように話す。
そうだ。今回は胸だから駄目だっんだ。アソコならいくら神秘の日本人だって当てられたはず。
よーし。今度こそ当ててやるぜ。
俺は日本人の身体にリベンジを誓いながら今日の業務を続けた
終わり
ギラギラと日本とは違う乱暴な太陽の日が空港の待合室の窓に降り注ぐ。
待合室で待つ旅行客たちの額に汗が吹き出る。
それもそのはず。この南国にあるオンボロ空港にはクーラーが設置されていなかった。
おかげで空港内は地元の人でさえ音を上げる温度まで上昇しており、まさにサウナ状態になっていた。
そんなクソ暑い空港の警備員室に二人の男がいた
その男たちは制服をがっちり着ており一見すると警察官に見えるが、実際は会社に雇われただけのただの警備員だ
だが、事情をしらない外国人が見れば警察にしか見えない。
それだけ彼らが着ている制服が重苦しかった。
なぜ彼らはこのクソ暑い中、そんな制服を文句も言わずに着ているのか。
それにはワケがあった
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本編
「なあ、あれって日本人だろ」
同僚のジョージが待合室を写している監視カメラの映像を見ながらそう言った。
何が嬉しいのか声が弾んでいる。
俺は暑さにうんざりしながらジョージが指差すモニターを見る。
確かにジョージの言うとおり日本人の学生らしい女性が映っている。
その女性は次の便で帰国する予定なのか大きなカバンを床において椅子に座っていた。
ふむ。こんな暑いというのに優雅で気品のある雰囲気を漂っている。
まだ大人になりきれていない年頃のようだが、なかなかいい女だ。
「あー。確かに日本人の子供みたいだな。年齢は17歳ぐらいか。いかにも世間知らずなお嬢様って感じだな」
俺は素直にあの女の感想を口にした。
何と言ってもこのオンボロ空港には警備員が俺たち二人しかいない
誰に気兼ねする必要もなかった。
「いやぁ、子供ではないだろう。少なくても未成年ではないと思うぞ。ほら胸だって大きそうだし」
ジョージは映りが悪いモニターを指差しながらそういった。
自分の目に相当自信があるようだ。
「ないない。あの胸のどこが巨乳なんだよ。殆ど盛り上がっていないじゃないか」
俺はじっと女の胸元を見つめる。
女はゆったりとした上着を着ているのではっきりとわからないが、やはり胸がありそうには見えない。
なぜジョージはこれであの女を巨乳と判断したのか。
ジョージほどではないが俺だってこの道10年のベテランで毎日毎日、監視カメラの映像を見ていたんだ。
女の体を見る目は負けないつもりだった。
「よし、そこまでいうなら掛けようぜ。あの女が巨乳だったら俺の勝ち。貧乳ならお前の勝ちだ」
ニヤニヤとイヤらしい表情をしながらジョージが立ち上がる。
もう勝利を確信しているような雰囲気だ。
「オッケー。前回は負けたが今度こそ勝たせてもらうぞ」
俺はあっさりとジョージの挑発に乗った。
ツマラン仕事なんだしこんな息抜きも必要だからだ。
「じゃ、行ってくるわ」
ジョージが手錠と縄を持って一人で部屋から出ていく。
女をここに連れているためにだ。
俺はモニターを眺めながら、待合室の見世物を楽しむことにした。
モニターにジョージが映る。
ジョージは女と何か話したと思えばいきなり手錠を掛け女を拘束した。
その間一分もない。まさに問答無用の行動だ
まったく。ジョージは相変わらず大胆だな。
俺たち警備員に逮捕の権限なんてあるはすないのにまるで警察のように立ち回っている。
女は公衆の面前で手錠を掛けられたのかショックなのか、俯いたままなにもしない。
普通に生きていれば一生味わうことがない手錠の冷たい感触にたえられないのか顔は強張り、体を震わせている。
ここまで女の絶望が伝わってくるようだ。
女はジョージのされるままに連行されていく。
これはジョージの得意技だ。相手にショックを与えて混乱しているうちに目的を果たす。
もう、何回見たかもわからない。
警備員室の扉が開き、手錠を掛けられた女とジョージが入ってくる。
ほほうー。予想以上にいい女だな。長い黒髪もよく似合うしやはり良い所のお嬢さんに見えるぜ。
ジョージが女のカバンを開き、床へとぶちまけた。
「なに、する、、の」
女がたどたどしく文句を言う。
ふっ、悪いな。ここは日本ではないんだ。文句は全てうちの言葉で頼むぜ。
真っ青な顔をしながらなにか喋っている女を尻目に俺は床に落とされたパスポートを拾う。
なになに、日本の大学生か。21歳とは意外と年齢が行ってるな。顔だけ見たら10代にしか見えないのに。
これは掛けに負けたか?いやいやまだわからん。こうしてみてもやはり胸はなさそうだし。
「貴方には麻薬所持の疑いが掛けられています。規則に乗っ取り今から身体検査をしますので服を脱ぎなさい」
ジョージが真面目な顔でそういった
俺は吹き出しそうになるのを我慢する。
なに深刻そうに言ってるだよ。
「そん…女の人は……」
女は相変わらずたどたどしい言葉で喋る
無論、片言でも女がなにを訴えているのかわかる。
身体検査をするなら女性の職員と変わってくれとかそんなところだろう。
だが、俺達は頑としてわからないふりをする。
ジョージはただひたすら女にもわかる単純な言葉を繰り返す。
「服を脱ぎなさい」と。
諦めたのか女が自分の服に手を掛ける。
ここまでで約10分。
脱げば開放されるのはわかってるからとっとと脱ぐ女性が多いのにこいつは結構時間が掛かったな。
上品そうな見た目通り、身持ちが硬い女なのかもしれん
女が羞恥で顔をあからめながら、ゆっくりと上着を脱いだ。
すると下に着ていた白いシャツが剥き出しになった。
ふむ。薄着になっても胸の大きさは変わらない。相変わらずフラットだ
ジョージ悪いな。この勝負もらったぜ
女は震える手でシャツを脱いた。明らかに南国の民とは違う真っ白な肌が俺達の前に露わになる。
「え」
女の上半身を見た俺は思わず声を上げた。
肌の綺麗さに驚いたんじゃない。意外と細い腰も違う、
ただ一点。白いブラに包まれたはちきれんばかりの大きな2つの膨らみに目を奪わていた。
なんだこれは。先ほどまで何もなかったのになぜ裸になると急に胸が大きくなるんだ
日本人の身体はどうなっているんだ。
『ひっく、やだあ』
あまりにジロジロ見たせいか女が恥ずかしさのあまり泣き出す。
俺は負けを覚悟しつつも最期のあがきたばかりにブラを外せと手でジェスチャーする。
固まる女。なにか泣きながら喋っているがそんなことはどうでもいい。
脱げとひたすら命じる
女は絶望に包まれた暗い瞳をしつつも手を後ろに回しブラのホックを外す。
ぷるん
まるで乳房がサイズのあわないブラから開放されたのを喜ぶように外へ飛び出る。
剥き出しになる女の乳房
「はははっ」
俺はむっちりと盛りあがる女の乳房を見て思わず椅子に座り込む。
完敗だった。目の前の乳房はどうみても85はある。
とても貧乳とはよべない。
ジョージが女に指示を出す。
女は黙ったまま指示通りに手を頭を後ろに回し、その立派な乳房を隅々まで俺たちの前に晒した。
手が上げられたというのに女の乳房は形1つ変えない。
相変わらずの見事な丸型だ
「もういい。俺の負けだ」
俺は負けを認めた。
ジョージは笑いを浮かべて女に帰っていいと伝えた。
女は何がなんだかわからないという顔をしつつ急いで服を来て部屋から逃げるように出ていった。
涙目をしながら一目散で逃げだす女を見てジョージが笑う。
このシーンもお馴染みの光景だ
身体検査を受けた女はこの場から逃げだすことしか考えられないものだ
あの女が裸を見せたことを後悔するのは母国に帰ってからだろう。
「掛けは俺の勝ちだ。後でジュースおごれよ」
ジョージは勝ち誇りながら手帖を取り出す。
今回の勝敗と女の身体の感想を書くためだ
くそ、なにも言い返せないぜ。俺も使い古した手帖を出し今回の結果を書き込む。
9月10日。ターゲット日本人女性。20歳。乳房丸型大きめ。乳輪やや広め。乳首の色ピンク。下着の色は白。勝敗、負け。
「あー、これで51勝61敗かよ。なぜお前は乳房当てクイズがこんなに強いんだよ」
いくらジョージのバストサイズを見抜く力が高いとってもあの日本人を当てるとは信じられんわ
「でもお前はマンコ当てクイズ強いだろ。俺からすればなんで女のあそこが予想できるか分からん。この前とかツルツルだということも当てたし」
ジョージは呆れたように話す。
そうだ。今回は胸だから駄目だっんだ。アソコならいくら神秘の日本人だって当てられたはず。
よーし。今度こそ当ててやるぜ。
俺は日本人の身体にリベンジを誓いながら今日の業務を続けた
終わり